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不惜身命

緒方拳さんが亡くなった。
僕にとっては、高倉健さんと並んで、すごく尊敬する俳優でした。
歳を重ねて、あの芸域に達する事が、僕の目標です。
残念ながら同じ作品に参加できた事はなく、その芝居を間近で見る事はかないませんでした。
緒方さんが亡くなって、王さんが引退する。
何か自分を取り巻く世界はゆっくり大きく変化し続けているんだと、実感します。
森羅万象、変わらないものはない。
だからこそ、変わらずにいる魂が大切なのだ。
お二人の生き様を見ていると、そんなことを感じます。
「不惜身命」
緒方さんが貴乃花関(今は親方ですね)に送った言葉だそうです。
仏教語で、仏の教えの修業の為には自分の身も命も捧げ惜しまない事、転じて、自分の修業の為なら、惜しまず身を捧げて取り組む心構えの事を指すそうです。
俳優という、自己愛の強くなる職業で、生涯「不惜身命」を通す事ができるのか・・・・
あらためて、ストイックな心の強さが必要な仕事なのだ、とテレビで繰り返し流れる緒方さんの横顔を見ながら思うのです。

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コメント

緒形拳さんの訃報本当に驚きました。
まだ信じられません。本当に残念です。
素敵な笑顔がとても印象に残っています。
まだまだいろいろな作品で拝見したかったです。
緒形拳さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

投稿: shie | 2008年10月10日 (金) 15時25分

先日、舞台好きの友人と某映画の舞台挨拶を見に行った帰りに、ちょうど、肉眼で会ってみたい俳優さんの話をしてまして、「緒方拳さん」の名前があがりました。その後、直後に永眠された報道をしり、凄く残念でした。昨夜の「風のガーデン」見て、物体としてはこの世から消えてしまっても、作品として生き続ける偉大さを感じました。クランクアップを終えて他界された事を知り、まさに不惜身命で。魂の強さというか、かっこよすぎます。30年後も増沢さんのお芝居を楽しみにしている、者でありたいです。

投稿: 自転車 | 2008年10月10日 (金) 15時28分

先ほどのコメントで、尾形拳さんの漢字を間違ってしまいました。すみません。

投稿: 自転車 | 2008年10月10日 (金) 15時38分

最近『えっ!?』って思う事が続いてますね。
緒形さんの逝去には、かなりびっくりしました。若かりし頃は役が『悪役』ばかりだったので『怖い人』というイメージしかなかったのですが、晩年は『優しいお爺さん』にすっかり定着していました。
亡くなってからその人の価値を知るって……泣けてくるけど、ある意味カッコイイ!と思うのです。(←私だけかな?)

増沢さん!プレッシャーをかけるわけではないのですが、不惜身命で頑張ってください!

投稿: chacosuke | 2008年10月10日 (金) 15時49分

訃報を受けてテレビで生前の緒方さんの役者としての生き様を聞くたび素晴らしい人、これがプロなんだなぁと思いました。
ご冥福をお祈りします。

投稿: noriko | 2008年10月10日 (金) 16時39分

緒方拳さん、素敵な俳優さんでしたね。
しかも、歳を重ねるほど、どんどんいい感じになってこられていた気がします。
突然の訃報でビックリしました。
残念です。

増沢さんも、今は若い魅力で輝いていますが、段々、渋さとか、優しさとか、人間的な奥深さとかが滲み出てくるようになるのかな……

緒方拳さんまで、あと30年か……

楽しみに、ずっと見守っていきます。

投稿: みどり | 2008年10月10日 (金) 20時35分

年を重ねるごとに諦める事が上手くなって、今は人が亡くなったり

する事でさえ日常の出来事のように受け止めていました。

貴方のコメントはいつも私の心をノックします・・・

投稿: とのこ | 2008年10月10日 (金) 21時44分

私も、緒形さんは大好きな役者さんでした。
どんな役でも暖かい人柄が溢れてる方でした。
本当に残念です。
゙書゙も本を出されているみたいなので探してみようと思います。
風のガーデンは最後までみようと思います。
最後に、緒形拳さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

投稿: オレンジΩ | 2008年10月10日 (金) 22時58分

おはようございます。緒方拳さん本当に良いアジのある俳優者さんでした。これからまだまだ、という時なのに…本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
最近、肝ガンでお亡くなりになる方が多いように思います。増沢様もお身体に気をつけて下さい。
一年に一回は人間ドック受けて下さい☆

投稿: おたんこナース | 2008年10月11日 (土) 04時15分

ネットでの誤記が以前から多かった方ですが、
「緒方拳」×
「緒形拳」○
です。
尊敬する俳優さんの名前を間違えるというのはどうなんでしょうか。
増沢さんのことは応援しているだけに、
あえて苦言を呈させていただきます。

投稿: あえてひとこと | 2008年10月11日 (土) 11時24分

緒形拳さん・・・。亡くなられて改めて存在感の大きさを再認識し、唯一無二の俳優さんだったのだなと感じています。歳を重ねるごとに深みと包容力を増していった緒形拳さんのように増沢さんも進化していってくださいね。応援してます。

P.S.  誰にでも思い込みと勘違いはありますよ。それよりも素敵な文章に癒されてます。ドンマーイ!

投稿: コスモス | 2008年10月11日 (土) 19時32分

緒形拳が演じる「復讐するは我にあり」の榎津巌の事件があったのは昭和38年らしいですが、その頃は私は19~20歳でした。
友人と一緒に田舎を出て、神戸港でうろうろしていたときに手配士に声をかけられ、住み込みの沖仲士として船の荷役をやりました。
この映画を見ていると、その頃の時代の雰囲気が随所に感じられて、いろいろなもののなまなましい手触りまでがよみがえってきます。
自分の中の欲望を劇的に実現させたい気持ちはいつも自分のなかにあり、ちょっとしたきっかけがあればどんな犯罪にも手を染めていたかもしれない、無防備な若さをかかえて汗をかいていました。
もしその頃にこの映画を観ていたら、自分はどんな人生に踏み込んでいたかと思います。映画の主人公をそのままなぞりたくなる私でしたから、緒形拳の榎津巌は私の人生の教科書になっていたかもしれません。

投稿: Tsan  | 2008年10月12日 (日) 15時54分

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