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コトバノチカラ

今回はリーディング。
簡単なステージングはあったけど、基本的に「読む」行為のみの公演です。
音響・音楽はあるけど、衣装もない、舞台装置も照明も。
つまり、お客様は視覚的要素がほとんど与えられず「観る」わけです。

自分に課していたテーマ。
言葉でどこまで四角を感じさせることができるか。

違った。
視覚ね、視覚。

言葉でお客様を包み込んで、言葉でお客様を別世界へ連れて行く。
僕はテクニックと呼べるほど立派なものはないけど、自分なりの経験や蓄積を総動員して、ジェットコースターのようにダイナミックに、ミリ単位で繊細に、と自分に言い聞かせながら挑戦した。
言葉の世界は本当に奥が深い。
俳優座という劇団に育ったせいか、最近自分で台本を書くせいか、「言葉」がエベレストのように高く、深海のように謎に満ちたものに思える。
今更だけどね。

音楽家が旋律に無限の可能性を見せるように。
画家が一筆の絵の具に無限の世界を描くように。
そんな言葉を書き、そんな風に語ることができたら・・・

夢また夢。
道のりは長い。
一晩経って、痛切に感じる。
まだまだ、やらなきゃならない事が、いっぱいある。

Photo


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コメント

お疲れ様でした。
今回見に行けず残念です。
望君の紡ぎだす言葉はとても心地よく響きます。
この先もまた
楽しみにしています。

投稿: 久美子 | 2011年2月27日 (日) 14時23分

言葉にはとても力がありますよね。絵画、音楽に匹敵する芸術性と無限の可能性を持っています。それを駆使して自己表現をしていけるのは幸福だと思います。また、これで完成と思ったら芸術の可能性はそこで有限になってしまいますよね。死ぬまで勉強して成長するのが人間だと思っています。B'zの二人からもそう学びました。増沢さんの今後に大いに期待しています。理屈っぽいコメントでスイマセンm(__)m

投稿: もぐゆみ@川崎市 | 2011年2月27日 (日) 18時01分

「読む」だけで伝えるのって、逆に難しいんでしょうね。
でも、増沢さんの燕山、リーディングとは思えないほどの迫力で、しっかりと情景や動きが思い浮かんで来ましたよ

思いを言葉にするのも、伝えるのも、難しいですよね。
私でも感じる時があります。
感想を書く時とか・・・

常に前向きに頑張っている増沢さんを尊敬します
増沢さんのファンになって、いい舞台がたくさん観られて、幸せです

投稿: みどり | 2011年3月 1日 (火) 01時18分

感じましたよ
四角!いえ、視覚!!

言葉・・・難しいです。。。
私、最近ちょいちょいつぶやき始めたので、こう書くと違うニュアンスで伝わっちゃうかな?とか、誤解されちゃうかな?とか・・・実は、ちょっと怖いです
ここにコメント書くのも緊張しちゃったり

言葉に乗せてキチンと真意が届いていたらいいなぁ〜って思います。


そして、望さんのいつもその前向きな姿勢、見習わなくちゃ!!って思います

投稿: あいり | 2011年3月 1日 (火) 12時46分

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