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千秋楽前通信

あっという間に残り1ステージです。
何だか、信じられない。
毎日が冒険と挑戦に満ちていた。
初心に返った、シアワセな現場だった。

今日語られた言葉は、もう繰り返されることはなく。
今日起こった出来事は、この舞台の完結点として、幻のように消えて行く。

ああ、いつになくポエマーな俺。

って、実はそんなに感傷的になってるわけじゃないんだけどね。
今日も普段通り、冷静に、焦らず、淡々と・・・かつ熱く。
演出家に、スタッフに、キャストに、そしてお客様に心から感謝を。
そんな思いを込めて、今日も板に上がります。
昨日までダメ出しされ続けたからなあ・・・・
今日も終演後小池さんにダメ出されたりして。(笑)
それはそれでありがたいのだけど。
役者として、はっとする事をたくさん言って頂いた。
この方のモノツクリの執念には、本当に頭が下がる。

これは昨日の本番前、皆で千秋楽カーテンコールの打ち合わせ〜♪

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ご覧なったお客様、是非ご感想をお聞かせ下さい。
このコメント欄でも、メールでも。
nozomu@mbi.nifty.com
お待ちしています!

さあ、出発だ。
待ってろよ、打ち上げ!

あ、その前にラスト本番!


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あと4つ

はっと気がつくとご無沙汰になっております。
すいまそん。
別にブルーだったわけでもなんでもなく、ただただ忙しく本番をこなしていたら何日かたっていました。
「MITSUKO」のステージも、残すところ4つ。
一つ一つのセリフがいとおしくなってきました。
袖で芝居を見ていても、ちょっと切なくなってまいりました。

大きな問題もなく、ここまで何とか芝居を積み上げてきました。
あ、小さな問題はあった。
数日前「僕はナチスとは相いれないんだ!」ってセリフを「僕はユダヤとは相いれないんだ!」って言っちゃったりとかね。ははは・・・
・・・・・って、逆じゃん!大問題じゃん!
ホントに冷や汗が出ました。
言い直しましたよ、慌てて。
この場を借りて、お詫び申仕上げます。
ミツコママは黙って聞きながら「それ逆、敵、敵!」って頭の中で突っ込んでいたそうな。(笑)

今日は子役の、ののかちゃんが僕も出ているシーンで咳が出てしまいました。
袖に入って「増沢さんのセリフの中で咳が出ちゃった」と泣いていたそうな。
なんてこったい。
後から「ごめんなさい」と謝るののかに「大丈夫だよ!」と言ってあげた。
そんないじらしさにほろりと来る。
皆がこの作品を愛してるんだなって感じる。

最後の最後まで、次の一歩を探すステージにしたい。

今日は袖で出番を待ちながら、一人そんな思いにふけったかえる君でした。

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救援日

休演日ね。
絶対こう来ると思ったでしょ?
でも、ある意味では合ってるかも。
休演日でも他に仕事も入ってなく、今日はのんびり過ごしたらリフレッシュ。
この舞台の事、自分の仕事の事、色々考えました。
いい「一間」が置けたかな。

昨日は終演後、源とジュリアンと、ミツコ演出小池氏のトークショー。
あまりに自由な二人のトークが面白かった。
そして、小池さんは本当に人間観察が好きなんだなと実感。
(実は僕もそうなんだけどね)
途中、二人の口から僕の名前が。
内容は稽古中の僕のアドバイスやコメントが、ためになったというもの。
自分の名前を聞いてるだけでどきどきしたけど、後から考えると僕がその場にいる事を知ってての二人の謝意だったのかなと思うと、ちょっと胸が熱くなった。
(本当に大した事は言っていないのだけどね)
才能があって、吸収力のある二人。
これからの飛躍、そして再会が楽しみです。

そして、石巻の友人から荷物が届いた。
彼は僕の演出した芝居の役者で、俳優業を休んで親父さんの水産加工会社を手伝っていた。
本当に良い役者だった。
彼から届いた荷物は「サケのフィレ」しかもたくさん。
びっくりして連絡を取ると、「もうお客様に出せるものではないのですが、廃棄はあまりにもったいないので、知人に個人的な贈り物で送っています」という事だった。
届いたサケは、彼らの無念の思いが詰まったもの。
見ているだけで胸が詰まった。
無邪気に「おいしい!」と食べている子供達を見て、飽食の国にあって、その「もと」に対する思考が停止していた自分を恥じた。

じゃあ、「何ができるのか?」という大命題。
僕は演劇人。
演劇で何ができるのか。
具体的には何もできない。
お腹もふくれないし、産業も回復しない。
でも心の滋養にはなるかもしれない。
「明日も頑張ろう」って思ってもらえるかもしれない。
ひととき日常から解放されて、夢の中で遊んでもらえるかもしれない。

そんな事を信じながら、明日も舞台に立って、カーテンコールにあの歌を心を込めて歌うしかない。
だから絶対最後まで、演劇的探求を忘れない。

さらに、色んな方から、色んなご感想メールを頂いた。
それぞれに色んな見方、色んなご意見があった。
一つ一つがありがたく、耳が痛く、勉強になった。
そして共通することに気づいたのが、みなさん「MITSUKO」に、あるいは「演劇」に、非常に深い愛情を持っていらっしゃるということ。
昔、ある大監督が、映画評論家に対して「愛がないじゃないか!」と逆批判していた事を思い出します。
愛情があるから評価できる。
応援もするし批判もする。
そんな愛情あふれたメールを一つ一つ読み返しています。

そんな一日、とっても考えた一日。
だから長くなってしまいました。
読んで下さってる皆さん、すいません。

写メは子供達シリーズ。
マスケラーデに出たいらしいよ。(笑)
いちか(左)にいたっては、きんきらきんの衣裳まで用意してた。
ホントかわいいね。
そしてキョンちゃんとシン。
キョンちゃんは皇后様。
シンは中国人のバック転とカメラマンが必見です。

さあ、明日も頑張ろう。

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中日過ぎ

折り返しも過ぎ、千秋楽が見えてきました。
寂しいよ〜
本当に、掃除機寂しい。

「正直、寂しい」ね。

今回は俺の打ち間違い。
どこまでも馬鹿馬鹿しいな。

今日は昼夜の間、安蘭さんからごっつい美味しいすき焼き弁当の差し入れが。
夜公演の舞台袖で「ごちそうさまでした」って言ったら、やっぱり来た。
来るだろうなと思った。
いかにこの弁当を作るのに苦労したかの力説を。
二度ネタかいな。
いい頃合いだと思って「うっそやろ〜!」ってツッコんだら、「もうちょっとボケさせて」ってダメ出しされた。
「短い短い!」

そいまそ〜ん。

っていうか、そんな主演女優いないがな!
ホントにかわいい、このお方。
それで、あの芝居をするんだから神様はこの人にどんだけ与えたんだろうって思う。
こんな人がいるから、お芝居の奇跡を信じられる。

さあ、最後まで頑張ろう。
お芝居の神様に微笑んでもらえるように。

これは開演前、毎回僕の演台でじゃれる明治の子供達。
僕の演説より説得力ありそうだよね。
第一、かわいくて聞いてしまう(笑)

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2ステ

今日(ってか、昨日ね)は2ステージ。
やっぱり2ステージこなすと、ノドもカラダも疲れた感じがしますね。
って、全然パワーのおとろえない安蘭けいさん。
あの歌声を袖で聞いてると、どういうこっちゃいと思います。
スゴすぎる。
そして、昼夜の間に安蘭さんから、ごっつい美味しいちらし寿司の差し入れがありました。
いやあ、ほんっとに美味しかった。
一気に全部食べたらダメだ!っていう心の声を無視して全部食べちまった。
おかげで夜公演はカラダ重い重い。(芝居してる時って、身体の感覚がすごく細かくなるんです)
「ごちそうさまでした」って言ったら、いかに作るのが難しかったかを力説された。
しかも食材も「自分で漁してきた」らしい。

ママ、「神楽坂○○」って書いてあるじゃん!

普段ツッコミのくせに、いきなりのボケがホント楽しい主演女優。
明日が全体の中日。
なんか、公演の終わりが見えてきて寂しくなってきた。
楽しすぎる、この座組。

源は残り1ステージ。
気負わず、焦らず、ラス1楽しもうね。

これは僕のバランスボールを取り合う子供達。
ミツコカンパニーの癒し効果絶大。

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メンバー

メンバー
昨日は一昨年やった舞台「ロミオ&ジュリエット」のメンバーが来てくれました。
いまだに集まるこの仲の良さ。(笑)
終演後は情報交換したり、近況を伝えあったり・・・絆のこんなに切れないカンパニーも珍しいです。

皆ミュージカル畑の人々。
僕のミュージカルデビューをあたたかく見守ってくれました。
ホントにありがとう。

また一緒に何かやろうね。

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ブルマン初日通信

青山劇場での初日の幕が開きました。
今日はもう一人のリヒャルト、ジュリアンの舞台初日にしてデビュー・ステージであります。
初舞台のジュリアンは、堂々と舞台をこなし、着物座った名優ぶりでした。

違う。

肝の座った名優ぶりね。
時代劇かいな。
アホな事言ってるおっさんリヒャルトも、何とか初日をこなし、千秋楽へ向けての道が見えてきました。
長丁場の舞台は、自分の中でも色々変化が見えてくるから面白い。
常に止まらず、毎日が新鮮に。
ってよく言うけどね。
大変なんですよ、毎日発見を求めるって。
でもそんな役者でありたいですね。

そんなおっさんに、お客様からありがたい差し入れ。

Photo

かえるラベルの付いたエビスビールです。
緊張の初日、終演後にありがたく頂きました。

そして、楽屋暖簾〜。
東京初日から僕の楽屋を飾ってくれます。
素敵でしょ?
暖簾に恥じぬ仕事を、千秋楽まで頑張ります!

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公演をご覧になったお客様、是非ご感想を!
nozomu@mbi.nifty.com


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ブルマン稽古

本格的な舞台稽古が始まりました。
劇場の違い、音や、間口(舞台の大きさね)、タイミング、それぞれに合わせて細かい修正をして行きます。
写真はこれから始めるぞってな感じ。
実はね、初めてなんですよ、アオヤマ劇場。
普段客席で観てる小屋の舞台に立つって、感慨深いね。
密かに一人でじーんとしていた、かえる君でありました。

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左から角ちゃんと僕、おどけているのが大月、そして耕ちゃん。
稽古→旅公演で培った信頼感を、更なるパフォーマンスの飛躍につなげて行けるよう、頑張ります。

そして、帰りの高田馬場で何となく発見。

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いや、美味しそうな店なんだよ。
ローマ料理って食べた事ないし。
興味はあるんだけど。
日本語の語意を全くものともしない、骨太な店名。
なんか、微笑ましくて写メってしまった。
誰かご存知の方は、情報を教えて欲し〜い!


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小屋入り

小屋入り
小屋入り早々、ヘビに睨まれたカエル。

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明日からアオヤマ〜ン!

今日は稽古場最終日。
にしても・・・・東京は「夏かっ!」って突っ込みたくなるほどの暑さです。
稽古開始で革ジャン着てた事を思い出すと、何だかなあ。

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各所、修正・再構築。
明日から青山劇場に乗り込みます。
さあ、頑張るぜ。
お疲れ様〜!
って稽古場から去って15分後・・・・
制作のマユミ姉さんからメール。
「置いて行かれた、かわいそうなパソコン」

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まぁーーーじぃーーーーでぇーーーー?

戻りましたよ。
制作チームが皆で迎えてくれましたよ。
「ごくろうさま〜」
稽古場、駅から遠いんだよ。
いいさ、自分のかわいい子のためだもんね。
天気良いしさ。
歩きたかったのさ。

・・・足が棒だぜ・・・・・

ケチがついたのか、厄落としなのか。
何はともあれ、歩いた後のビールは美味かった、稽古場最終日。

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恵子会長

稽古快調ね。

日によっては、夏か?っていうほどの蒸し暑さの中、東京公演に向けての稽古が進んでおります。
各部、修正が入ったりして、詰めて行く作業の中、創作には終わりがないのねと痛感します。
まだある。
まだ何かある。
その思いがきっと、本番に花開くのでしょう。

数日とはいえ、間を置いて再会する共演者やセリフは、また違った感覚になります。
不思議だね。
でもそれが凄く新鮮だったりする。
ある演出家に、昔言われた言葉。
「寝かせる事も大事なんだよ」
発酵食品かい?って当時は思ったけれど、今はちょっとわかる気がします。
本番までにいい味出せるよう、調整して発酵して行こう。
僕の場合、しすぎてどぶろくみたいになりそうだけど。(笑)

13日の公演後のトークショーは、ミツコ&3リヒャルズに決定しました。
その写真撮ろーぜという事で、ぱちり。
発酵どころか、もぎたてフレッシュの固まりのような二人。
悔しいから発酵リヒャルトはイバってみた。
ホントにかえる顔だな、俺。

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そしたら、何かおもろい事しようって、これ。
すませんね〜女子諸君。

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ミツコツイッターでは真面目なバージョンも出てるよ。

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修正!

今日は大勢のキャストが集まって、ジュリアンを入れての確認稽古。
皆、確認しつつも息もぴったり。
何て言うんでしょ。
同じ釜の飯を食った時期?(笑)が、あると、やっぱり通じるものがありますね。
凄い安心感。(もちろん、それに安心してはいけないんだけど)
やっぱりこのカンパニー、大好きやあ。

休憩時間、携帯の写メの話になり・・・・・
望「最近のプリクラって凄いよね、目とか大きくなっちゃうんだよ」
キョンちゃん「あたしの携帯、できるよ」
その場にいた数人「まじでえ?」
キョンちゃん「まじで」

というわけで、キョンちゃんこと池谷さんの携帯でやってみました。
修正前

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修正後

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目ぇでかっ!うそやろ〜!
技術って、すごいなあ・・・・・

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稽古再開

名古屋公演の余韻も去り、東京公演にギアチェンジ。
早速都内某所にて、稽古が始まりました。
家で自習していたけど、やっぱりあらためて人に語るセリフには、ちょっと感慨があります。
少し距離をおいて再会した恋人気分っての?

後半出演のジュリアンと稽古している状況もあって、新鮮な感覚で芝居にのぞんでいます。
十人十色と言うけれど、源とジュリアンは面白いくらい違う。
二人とも生まれた年、何と月まで一緒なのに。(笑)
ツボが違えば、キャッチボールの返球も違う。
二人と芝居してると、「ああ、人間て面白い!」って思う。

それぞれの青山が楽しみだ!

これは名古屋公演の、一幕舞台中の裏の一コマ。
何か、悪徳政治家かヤクザっぽいな。
絶対悪いよ、この人・・・・


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