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ボランティア報告その3(13日ボランティア編)

一夜明けて、朝の7時半に気仙沼を出発。
「大鍋屋」のおかみさんが、出発前にデザートをごちそうしてくれた。
素泊まりだったのに、お心遣いに頭が下がります。
ありがとうございました。

車で一路、陸前高田市へ。
平野部が広く、広域的な打撃を受けたため、陸前高田のボランティアセンターはかなり上の方にありました。

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9時からブリーフィング。
ニーズに対して、この作業は何人必要です、行ってくれる希望者は?みたいに決まって行きます。
僕ら3人は総勢15名ほどの砂浜の瓦礫の撤去と、堤防の砂の除去に配属。
コンクリートブロックの隙間に入った家の残骸を片付けて行きます。
次々と土嚢に細かい瓦礫を入れて、木材を皆で引っ張り出し、運びます。
お茶碗や扇風機、台所用品・・・生活の香りがするものが出てくるので胸が痛みます。

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作業を2時に終え、ボランティアセンターに帰る皆さんと別れ、再び気仙沼に。
あまりに自分が微力すぎて、無言になった。
ホントに役に立っているのか、オレ。
二人も同じような事を感じたらしい。
微力の人海戦術が、結果を生むのだろうと思っていても、やはり空しさがこみ上げる。

凄いとは聞いていたけど、陸前高田の街は本当に何もなかった。
「なんだ、これ?」
思わずストレートに声が出る。
そこにあったはずの街が、丸々なくなっていました。

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気仙沼は「破壊」だったら、陸前高田は「消滅」という表現が近い。

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後ろに見える建物は5階建て。
そこの4階まで津波が来ているのがわかります。

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中学校が完全に水没。

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この目で見なきゃ、とは思っていたけど、見ると思考停止になりそうな自分がいる。
この現実とどう向き合ったらいいのか、この地の方々の事を思うと言葉が出ない。
胸が痛む、という言葉も、ここでは不謹慎に思えました。
記録しなくては、とカメラを向けるのも罪に感じる。
複雑な思いを抱え、気仙沼へ車を走らせました。

と・・・・突然車の前に飛び出した巨大な影が!
「しかー!」
急ブレーキ!

ごいん。

ごいんていったよ、今、ごいんて!
しかし、シカは元気。
飛び跳ねながら走り去って行った。
残されたのは、呆然とした三人組。
野生動物注意で、野生動物に初めてぶつかった。
「シ、シカに歓迎されたんだよ、あたしたち」
きょん、動転してわけ分かんなくなってるぞ。
あのシカは、「しっかりしろ」という事だったのか。

シカだけに。

ああ、くだらない。
あほな自分が戻って来て、ようやく落ち着いた。

車も幸い無傷。(レンタだったから無傷で良かった)
気を取り直して出発。
でもシカのおかげで、ステージに向けて気持ちを切り替えることができました。
ありがとう、シカ。
君も打ち身くらいになっているだろうに、養生して下さい。

そして、気仙沼にて、ごんちゃんとマテが合流!

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コメント

MITSUKO・・・観たかったです!
去年のFFコンを観て聞いて、
私はすっかり『MITSUKO』が大好きになりました。(*^▽^*)
コンサート形式から舞台へ・・・。
観たいなあと思っていましたが今回は残念ながら叶わず。(>_<)

この中学校は私が通っていた中学で気仙中学校と言います。
増沢さんや皆さんのお力は、決して「微力」ではありません。とてもとても大きな力です。
皆さんのそのお心が生まれ育った町の未来を創って下さっているのですから・・・。
喪失感でいっぱいの私たちの心を支えてくださっているのですから・・・。

伝えたい事、書きたい事でいっぱいですが、
とにかくお礼を申し上げたくてコメント致します。
本当に本当にありがとうございます!!!
皆さまにもどうかお伝え頂けたら幸いです。(*^▽^*)

私も今月また帰郷し働いてきます。
皆さんに頂いた心をリレーする為に・・・。未来を創る為に・・・。
負けないぞー!おー!( ̄ー ̄)v ムフッ

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鹿し、鹿に出会いましたか・・・。
道路に飛び出すなんて鹿たがない鹿ですね・・・。
今度帰ったら鹿っておきます・・・。( ̄△ ̄;)え?

と、最後は「地」が出てしまいました。( ̄o ̄;)
はじめてのコメントなのにスミマセーン。(^▽^;)

投稿: 夕陽 | 2011年7月15日 (金) 13時09分

陸前高田は、震災当初から、壊滅的な被害を受けた、と聞いていますが、写真を見るだけでも、何と言っていいか分からないくらいです・・・

ただ、写真と増沢さんから語られる言葉によって、今までテレビ等で見てきたのより、ずっと伝わるものがありました。

忙しい時間の合間をぬってのボランティア活動、お疲れ様でした。
有り難うございました

そんなに成果は上がらなかったとしても、お3人の気持ちや、働きは、素晴らしいって尊敬します。

投稿: みどり | 2011年7月16日 (土) 02時06分

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