寄り添うという事は、難しくて偉大なことね
「隣る人」
とある児童養護施設の記録映画です。
小さな映画なので、単館上映の作品なんですが、観たいなーと思っているうちに、上映館が移っていたり、色々捜していたのでした。
今日やっと観ることができました。
淡々と8年間の記録が綴られて行きます。
何か大きな事件が起きるわけでもない。
ドラマチックな出来事が起こるわけでもない。
あえて言うなら、毎日がドラマチックなんだという事でしょうか。
そこには、愛情を渇望する子供たちと、欠落したものを埋めようとする大人達の、ある意味必死な日々があるだけです。
もちろん、様々な事情の元に両親と暮らすことのできない子供たちなのですから、辛く、苦しい一面もあります。
でもあきらめずに求め続ける限り、きっと「どこかへは辿り着く」という希望や祈りのようなものも強く感じた作品でした。
人間て・・・
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
最近のコメント