寄り添うという事は、難しくて偉大なことね
「隣る人」
とある児童養護施設の記録映画です。
小さな映画なので、単館上映の作品なんですが、観たいなーと思っているうちに、上映館が移っていたり、色々捜していたのでした。
今日やっと観ることができました。
淡々と8年間の記録が綴られて行きます。
何か大きな事件が起きるわけでもない。
ドラマチックな出来事が起こるわけでもない。
あえて言うなら、毎日がドラマチックなんだという事でしょうか。
そこには、愛情を渇望する子供たちと、欠落したものを埋めようとする大人達の、ある意味必死な日々があるだけです。
もちろん、様々な事情の元に両親と暮らすことのできない子供たちなのですから、辛く、苦しい一面もあります。
でもあきらめずに求め続ける限り、きっと「どこかへは辿り着く」という希望や祈りのようなものも強く感じた作品でした。
人間て・・・
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ずぅっとわたしの心のすみで密かに想っている夢みたいなのがあるんですけど…




もし結婚もしなくて、自分自身子供がいない人生にこのままなるとしたら、将来そういう施設をつくるかそんな大それたことあたしにはできなかったら、せめてそういうところで働きたいなぁって想いがあるんです。
そのためにはとらなきゃいけない資格とかあるんでしょうけど、そのための努力はいまだに出来ずじまいにあるんですけど…
言い訳です
出来ないんじゃなくて、やろうとしてないですよね…
でも、愛情を心から欲している子を全力で抱きしめてあげたい。
っていう想いはほんとにずっと心の底に想ってます。
ワケわかんないコメントしちゃってすみません
投稿: ぽかぽか。 | 2012年10月23日 (火) 21時25分
ちょうど新聞で離婚して親権争い、強制引き渡し、とかの特集記事を読んだばかりで、衝撃をうけていた所でした。
親の勝手で子供が大変な思いをしていたり・・・
どの子にも素敵な未来が待っているはず

未来ある子供達が幸せであることを願うばかりです
投稿: あいり | 2012年10月24日 (水) 01時12分
何気ない日常が、立派なドキュメンタリーだったりするのでしょうね
が必要だと思いますが、それが親ではない場合もあるのでしょうね。
子供には(大人もですが)愛してくれる人
私も高校生の頃、そういう番組を見て、そういう施設で働きたい!と思っていた事があって、学生時代はボランティア活動に精を出していたんですけど…
今は、大人になって息子が独立して行ったのがいつになっても寂しくて、愛を求める野良猫ちゃんに愛を注いでいます
投稿: みどり | 2012年10月25日 (木) 00時58分