筋肉痛な稽古は久しぶりだね
三寒四温と言いますが、文字通り暖かくなったり寒くなったり、イソガシイ東京です。
イソガシイ東京でイソガシク稽古に励んでおります。
今回は仕掛けや殺陣などのテクニカルな要素が多いので、役者もスタッフも毎日新しいハードルが出てきて、皆八犬士よろしく乗り越える日々が続いておりますが、メンバーは皆仲良く、和気あいあいと過ごしています。
やっぱり大変でも笑顔だといい現場になるよね。
今スポーツやら教育現場やらで、体罰というキーワードが騒がれていますな。
いまだに「時として叩くことも必要だ」「体罰と愛の鞭の線引きが重要」なんて言うエライさんがいるのもびっくりですが、叩かれて伸びる奴なんて、まずいないと思うね。
でも、単にスポーツだ教育だの問題じゃなくて、日本人の思考回路そのものの問題なんじゃないかと思うわけです。
演技の世界でも「ダメ出し」という言葉があります。
稽古してはダメ出しされ、また稽古すると言う繰り返しですが、ダメ出しという言葉通り、「ダメなところを指摘する」わけです。
教育でもスポーツでも文化でも、日本はこの思考は根強いと思う。
これが外国の演出家だと、まず「君はここがいい」という褒めから入ります。
これは気持ちいい。
がぜんモチベーションも上がる。
その経験以来、自分が演出する時も「ダメ出し」じゃなく「ホメ出し」にしようと思うんだけど、知らず知らずにダメなところをチェックしています。
やっぱりネガティブポイントを探す思考が癖になってるんだね。
自分の子供たちにも、「ここがいいよ」と言ってやればいいのに「ここが悪いんだから、直しなさい」という言葉がついつい多くなる。
そして時にはカッとして「こらっ!」と、ごちんとやってしまったりする。
同じですね。
ネガ思考は暴力に繋がる。
自分の思考回路を切り替えるのって、気をつけてても難しい。
体罰問題もネガティブ思考じゃなくてポジティブ思考に切り替えたら、色々解決に向かうんじゃないかなと思いながらも、この問題は自分への戒めのように感じる今日この頃。
なんて事を稽古の空き時間に、人の芝居見ながらボーっと考えていたりする。
ヒトノイイトコロダケヲミツメルヒトニ ワタシハナリタイ。
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コメント
「ホメ出し」って良い言葉ですね


私も、褒められると頑張ろうっていう気持ちになります
お水取りまで三寒四温は続くと思いますが、体調に気をつけて
お稽古頑張って下さいね
投稿: ぺんぎん | 2013年2月12日 (火) 18時14分
稽古に励む日々、お疲れさまです。
でも楽しみに待っているので頑張って下さいネ!
人を褒めるってなかなかむずかしいけど、褒められてイヤな気分になる人っていないから円滑な人間関係においても大事なことですよね。
とってつけたようなお世辞は逆に不愉快だから、ホントに感じたことをさりげなく口にする・・・これがポイントですかね(*^-^)
投稿: NEKO | 2013年2月13日 (水) 18時31分
お稽古、お疲れ様です。
強くなるためには(上手になるためには)、ある程度の厳しさは仕方がないのでしょうが、体罰は問題外だと思います。
結構厳しい運動部で頑張って来た子供達を、努力や根性と縁の無い私は、立派だと思っています。
頑張っている人たち、努力が報われるといいですね

増沢さんも、いい演技ができますように
投稿: みどり | 2013年2月14日 (木) 01時21分
お稽古お疲れさまです
「ホメ出し」いいですね


私も子供に対して思っていても出来てないです
ついつい怒ってしまって・・・
お稽古頑張ってくださいね
投稿: あいり | 2013年2月15日 (金) 16時23分