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春はいいけど

今日は東京もすっかりぽかぽか陽気。

梅に混ざってちらほらと気の早い桜も咲き始めました。
(もっともこれから雨らしいけどね)
春めいて気持ちも華やぐ時期ですが、被災地の人々にとっては心が締め付けられる時期なのでしょう。
その心を思うと切なくなります。
 
3年が経ちました。
 
あの圧倒的な破壊を前に、僕の仕事は何だろうという自問自答を繰り返しました。
芝居なんかやってても、何の役にも立たない。
「観てくれた人に元気を」
今まで偉そうに語っていた言葉が、いかに空虚なものか思い知らされました。
 
震災後、出演したミュージカル「MITSUKO」の出演者に誘われて、
ボランティアに行く事にしました。
気仙沼、陸前高田とまわり、瓦礫撤去やミニコンサートを開きました。
その時のお客様の眼は忘れられません。
「私達は生き残ってこれを観ることができた。生き延びたご褒美を頂いたと思います」
その言葉が、今でも僕のモチベーションを支える言葉になっています。
どんなところにいても、どんな役をしてても、その言葉に恥ずかしくない仕事をしよう。
 
気持ちがぐらついた僕を支えてくれた言葉です。
今も気持ちが揺れるたびに思い出すのです。
逆に僕が救ってもらっています。
 
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ものすごくばたばたの強行軍だったけど、あの経験は忘れられません。
って、書いていたら、今日の新聞に一緒に行ったマテの記事が出てた。
びっくりした。
 
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超ナイスガイだぜ、マテ。

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銀河より帰還

銀河から帰って来て一週間が過ぎました。

ご観劇頂きましたお客様、本当にありがとうございました。

いつもいつも、本当に感謝致します!

人生初の丸坊主。

毎朝鏡を見るたびに「オマエ、誰?」と問いかける日々。
ヒドい父親にも関わらず、仲良くしてくれた息子ミカシュン、ありがとう。
毎回二人の芝居の呼吸が違って、やり取りがすごく面白かったです。

芝居の醍醐味ですね。

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そして楽屋は大変楽しゅうございました。
おじさん楽屋は何故か「おばさん楽屋」と呼ばれ、
終止笑いと話題に事欠かない、素敵な楽屋でございました。
 
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裕之さんはご自身身体を鍛えている事もあって、
身体のエキスパート。
いつの間にか痛いところのある人々の集う「渡辺治療院」と呼ばれていました。
(ちなみに僕の腰痛をテーピングで一瞬で治しました!)
イザムさんはいつもクールなのに突然舞台上でぶち切れたダンスを披露します。
井田さんはいつもコメントが怪しすぎて、皆から「神の怒りを買う男」と言われています。
心配性で2時間も前からメイクを初めて、本番にマイクを忘れるお茶目さんです。
尊敬する先輩、良さんは実は素ボケの裕之さんのツッコミ役です。
どっちが地黒か競っています。
伊藤さんはいつもにこにこ、今回の船長はすごく楽しいみたいです。
馬木也くんは「こんな楽しい楽屋は初めてだ」と言って、大喜びです。
殺陣も上手くて芝居も上手い真面目な彼が、日々おじさん菌に毒されて行くのがわかります。
そして、ご自身の楽屋があるくせに毎日自分の楽屋のように隆一さんが遊びに来ます。
 
そしていつも舞台上での悪巧みを考えます。
 
そりゃもう、次から次へと出て来ます。
皆から「悪魔」と言われています。
 
こんな毎日で楽しく過ごさせて頂きました。
みなさんありがとうございました。
 
そして、どんな芝居でどんな役をしてても、いつも心に立てた誓いがあります。
 
明日で三年になりますね。
 
この話は、また次回。


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