春はいいけど
今日は東京もすっかりぽかぽか陽気。
梅に混ざってちらほらと気の早い桜も咲き始めました。
(もっともこれから雨らしいけどね)
春めいて気持ちも華やぐ時期ですが、被災地の人々にとっては心が締め付けられる時期なのでしょう。
その心を思うと切なくなります。
3年が経ちました。
あの圧倒的な破壊を前に、僕の仕事は何だろうという自問自答を繰り返しました。
芝居なんかやってても、何の役にも立たない。
「観てくれた人に元気を」
今まで偉そうに語っていた言葉が、いかに空虚なものか思い知らされました。
震災後、出演したミュージカル「MITSUKO」の出演者に誘われて、
ボランティアに行く事にしました。
気仙沼、陸前高田とまわり、瓦礫撤去やミニコンサートを開きました。
その時のお客様の眼は忘れられません。
「私達は生き残ってこれを観ることができた。生き延びたご褒美を頂いたと思います」
その言葉が、今でも僕のモチベーションを支える言葉になっています。
どんなところにいても、どんな役をしてても、その言葉に恥ずかしくない仕事をしよう。
気持ちがぐらついた僕を支えてくれた言葉です。
今も気持ちが揺れるたびに思い出すのです。
逆に僕が救ってもらっています。
ものすごくばたばたの強行軍だったけど、あの経験は忘れられません。
って、書いていたら、今日の新聞に一緒に行ったマテの記事が出てた。
びっくりした。
超ナイスガイだぜ、マテ。
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