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札幌は思ったより寒くなかったよ

現在、札幌にて稽古にのぞむ日々です。

貪欲で一生懸命な彼らと向き合っていると、責任の重さを痛感します。
始めちゃったからね。
最高地点まで登り切りますよ。
今回の僕のテーマは二つ。
一つは自分の描く世界を札幌で花開かせること。
地方創生よろしく、ここにしかない唯一無二の舞台を札幌で作る。
演劇界の「じゃがぽっくる」を目指します!
 (・・・・もうちょっと上手い例えはないものかね)
 
もう一つは僕の得てきたものを、少しでも多く彼らに伝える事。
僕自身は誇れるものはそんなにないけれど、あるとすれば小劇場からミュージカルまで、とにかく様々な現場で様々な演出家、役者に出会って色々なものをもらってきたことです。
それらの言葉や技術は僕の中で宝物になっています。
僕自身が札幌に住んでいた時に、とにかく「知りたかったこと」
今はそれをささやかでも伝えることができるし、それが彼らの中に引き出しとして蓄積されるとしたら、それが自分の役割なのかなと思ったりします。
 
てな大層なことをちゃんと考えているわけじゃないんだけどね。(笑)
なんとなく。
そうやって何か意味のあるものが繋がっていくといいなあと思います。
 
毎日稽古場を開けて、火を入れて、コーヒーを飲む。
掃除をしてメンバーが来るの待つ。
札幌で劇団をやっていた頃の僕のルーティン。
昔を思い出しながら、今ここにいることを感謝するのです。
 
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あ、そうだ、そういえば情報解禁。
6月舞台出演決定です!
あの極悪ハゲが帰ってきます。(笑)
そういえば、写真銀英のパーカー着とるわ。

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キリノという人

今回の夢座の舞台は史実でした。

ご覧になってない方のために解説すると、終戦後7年もの間、戦犯としてフィリピンに収監されていた人たちが、歌手の渡辺はま子さんたちの助命嘆願運動と、加賀尾教誨師の説得によって、フィリピン大統領の心が動き、恩赦によって帰国、釈放されるという話です。
あまりにタイムリーに起こった本番中のISIL人質事件。
複雑な心境で事件を見守りました。
 
渡辺はま子さん、加賀尾教誨師、様々に素晴らしい人々ですが、僕が一番心を動かされた人物はフィリピンのキリノ大統領です。
彼は戦犯に恩赦を与えたことで国民の大バッシングを浴び、大統領選に落ち、ほどなく亡くなります。
決して幸せとは言えない晩年かもしれません。
でも日本人戦犯を救う事が将来フィリピンのためになると信じ、憎しみからは何も生まれないことを貫き、日本人戦犯を解放したのです。
自身の奥さんと娘が、日本兵の銃剣によって無残に殺されたのに、です。
(戦犯の中には無実の人もいましたが、一般人をおもちゃのように殺した人もいたのに、です)  
どうしてそんな判断できるの?
 
もちろん現代のテロ事件とは同列に比べられません。
でも、報復の連鎖が何を生み出すかくらいの想像力は我々にはあります。
 
キリノ大統領は怒る国民にこう言いました。
「憎しみの連鎖は何も生まないのです」
我が国の首相は、談話に自らこのフレーズを足しました。
「その罪を償わせる」
 
・・・ISILに殺害されたお二人のご冥福を心より祈ります。
 
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夢座終了

今年の初仕事、横浜夢座「奇跡の歌姫 渡辺はま子」の公演が無事終了致しました。

ご観劇頂いたお客様、また楽屋お見舞いを差し入れ頂きましたお客様、誠にありがとうございました。
色々と考えるところの多い公演でした。
そして、板の上に立って、お客様に観て頂けることのありがたさを深く感じた公演でした。
ご覧になった方、感想などお聞かせ下さいね。
 
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