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さて、開幕

明日はいよいよプレビュー公演!

お客様が満員に入るけど「プレビュー」。
なんと言いますか、役者のモチベーションとしては「初日」だけど、不思議な感じだね。(笑)
ともあれ、我々がお客様の前にお披露目する「本番」でございます。
一同、一丸となって1789年の激動のフランスを生き抜きたいと思います。
 
さて、前回のルイくんに続く豆知識。
フランス革命とは切っても切れない「ギロチン」の話です。
長く処刑道具として使われた「ギロチン」ですが、発明されたのはこの時代でした。
ギヨタンという医学博士が発明した新しい処刑道具だったのですが、もともとのデザインは半月系の歯だったのを、ナナメの歯の形に改良したのは、実はルイ16世だったそうです。
「その方がより綺麗に切り落とせるから」
ゾッとする話ですが、実は人道的な理由で「痛くないから」。
この時代、首切りは名誉死刑、日本で言うところの「切腹」のイメージが近いかもしれません。
ルイは人が苦しまずに死ねる方法を考えていたというわけです。
 
そしてフランス革命後、そのルイもアントワネットも、ギロチンによって生涯を終えることになります。
自分であれこれ改良していた道具でねぇ……
歴史的には今回のストーリーの後日談ですが、革命に燃えるダントンもデムーランもロベスピエールも、その後分裂対立の果てに皆ギロチンで命を落とすことになります。
 
夢と希望と理想は、挫折と隣り合わせなんですね。
そんな未来知識も持ちつつ、今回の舞台を観て頂くと、登場人物たちの掲げる理想の熱さと、その刹那さが内容に深みを与えてくれるかと思います。
 
さて、明日よりいよいよ開幕、皆様を心よりお待ち致しております。
 
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