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1,000円で舞台を観せるということ

MAMは札幌の舞台は入場料を1,000円で観て頂き、観た後にその評価額をお客様それぞれに入れて頂く、『KIDOSEN』(木戸銭)というやり方を取っています。

実は1,000円で舞台を作ることは、不可能です。
なぜそんなことを始めたのか、少し書き記しておこうと思います。
 
去年から札幌で公演活動を始めるにあたって、「何か挑戦するべきテーマがないか」と考えました。
せっかく地元に帰って舞台作りをするのだから、新しいお客様を開拓して、役者たちもモチベーションを高められる何か……
そこで考えたのが、「お客様に芝居の値段をつけて頂く」というやり方です。
「映画より安い値段」で芝居を観て頂き、我々はお客様の心動かすために最善の努力を続ける。
もし評価額が集まらなければ、次への舞台につながりません。
常にギリギリのところで本当のクオリティを求めなくては、前進はない。
そんな挑戦をしようと思ったのです。
 
今回は東京の俳優も含めての2人芝居。
知り合いも知名度も少ない中での挑戦です。
正直今までのMAMの舞台の中でも、今回の「KIDOSEN」は圧倒的不利です。
でも、だからこそ観て頂きたいのです。
東京キャストは、きっと皆様の想像をはるかに超える芝居を見せます。
「名前」に頼らない、本物の芝居に挑む役者たちです。
札幌キャストは、ベテランに新人が挑みます。
今札幌でこんな芝居ができるんだという芝居をお見せします。
「きっとこの街はこれから面白くなるに違いない」という芝居を見せる役者たちです。
約束します。
 
「KIDOSEN」は上演側にリスクも伴いますが、観客は広がります。
そしてお客様は値つけの段階で、舞台の参加者です。
MAMの舞台は、それに関わる全ての人で作る舞台です。
観てください。
まずは、1,000円で劇場に足を運んでみて下さい。
ものは試しです。
そこから先は、「あなたの舞台」を楽しんで下さい。
 
きっと、ビール2杯分で一生忘れられない体験をします。
それが、MAMなのです。
 
Photo

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コメント


入場料の木戸銭制(と申し上げていいのでしょうか)…素晴らしいシステムですね!
先ずは1000円で入場させて頂いて、観る側がそのお芝居を自分の評価で判断し、料金を支払う……本当に素晴らしいと思いました。
長く舞台に携わって来られた増澤さんならではのご発想ですね。

私はすごい田舎に住んでいますので、生の舞台など生まれて一度も拝見した事がありませんが、増澤さんの舞台はいつか必ず拝見したいと、心から思っています。
今日のブログを拝読し、更にその思いを強くしました。

増澤さん、これからも益々頑張って下さいね。
応援しています!!!

投稿: 美紀 | 2016年11月12日 (土) 19時52分

一昨日の札幌、綺麗なスーパームーンが見れて羨ましいです。関東は雨で見れません。残念!


日本画でも花鳥風月を描いてきた日本画の枠にとらわれず、幾何学的なもので前衛芸術に近づけていく日本画もあり、変化しています。


「KIDOSEN」は果敢な試みです。目指す目的を明確にして行動する事は大切ですね。
東京公演の評判が良いので結果が楽しみです。


稽古後の飲み会、飲みすぎないように!
どうぞ、体調にお気をつけ下さい。

投稿: 実家 | 2016年11月16日 (水) 14時26分

こんにちは。
お稽古も順調の札幌公演。ダブルキャストで東京公演が、どう変化するのか楽しみです。

MAM公演も毎回、地元の新聞にとりあげられ、すっかり札幌の顔になりましたね。

雪の花きれいですね。想像の世界です。
なつかしい人とたくさん飲んで、食べて、大切な人とたくさん話をして下さい。

明日からの札幌公演、ご盛況を祈っております。

投稿: 実家 | 2016年12月 7日 (水) 14時40分

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