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N43V その2

さて、医者役でありながら骨折するという大金星を挙げたマスザワでありますが(苦笑)、この骨折という出来事がなかなか勉強になりました。

まず人間の身体の不思議。
たとえ数日でも、全く動かない状況に固めていると筋肉というのは間違いなく萎えるんですね。
びっくりした。
僕は割と早い時期から無理やり動いたけれど、それでも爪先立ちとかできなくなっていた時には驚いた。
あ、それからものすごい勢いで右足(折れた方)の皮がむけました。
新陳代謝を上げているんですかね・・・毎日傷の周りの皮がベロベロとむけました。
「再生しよう」という意志が宿っているみたいに感じて。(あくまで個人的な感想ね)
身体って面白い。
リハビリの先生と話す、身体のメカニックの話がとても興味深かった。
足の裏が実はものすごく情報収集の器官になっているとかね。
そして世の中は松葉杖に結構厳しいということ。
 
駅のエレベーターひとつでも、ものっすごく迂回路になるということも知りました。
あの距離を松葉杖で移動するのってめちゃくちゃ大変ですねえ。
ちょっとした段差がとっても大変だし、段差を避けるとものすごく長い移動になるし・・・
車椅子の方やハンディを持った方々が普段どれだけ面倒を強いられているか痛感しました。バリアフリーは増えているけど、距離とかはあまり考えられていないんだね。
あ、それからね・・・これもびっくりでしたが、電車で一度も席を譲ってもらえませんでした。
 
一度もです。
 
頑張れば優先席まで移動できます。
多少離れても空いている席があれば「大丈夫かな」と思うでしょ?
僕は正直思っていました。
でもね、揺れてそこそこ混んでる車内で移動するのって、
 
ものっすごく大変。
 
もちろん「まけるもんか」という意志があれば何とかなるんですが。
「甘えるもんか」という気持ちがなければ怪我なんか乗り越えられないんですが。
それにしてもこの不寛容さにはちょっと驚いた。
一人一人がどうということではないんです、きっと。
でも、大きく社会という括りでは世の中ってすごく不寛容なんだなと、松葉杖ニストになって改めて感じました。
だからこそ、一人一人が寛容さを意識して生きて行かなくてはならないということも。
ちょっとした時にドアを開けてくれたりとか、スーバーで店員さんがカゴを持ってくれたりとかした時に、涙が出るほど嬉しかったもんね。
大げさだけど。(苦笑)
 
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写真は退院後すぐにやったトークショー。(とても楽しかった)
骨折を隠して歩いて登壇したのに、鈴井貴之氏が開口一番「この男、骨折してましてねえ〜!」
・・・水の泡である。
「だってこんなネタ、黙っているわけないだろー!」
これが鈴井さんの鈴井さん的なところなんだけどさ。
 

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