« 「月ノツカイ」っていうのはさ・・・ | トップページ | WS2017 in 札幌 »

「髪結橋」のオハナシ

「髪結橋のロビン・グッドフェロー」

尊敬する井上ひさし氏が「タイトルが決まれば芝居の良し悪しの7割が決まる」と言っていたような・・・
そんな意味で、このタイトルは僕の考えた戯曲の中でも秀逸のタイトルだったと思う。
そう思ってから書き上げるまでがすごく苦労したホンだけど。(笑)
東京に来てから、東京のルーツのある地名が大好きでした。
「人形町」「馬喰町」「神楽坂」・・・
そんな名前をつけたホンを書きたいと思って、地図を漁っていました。
そしてみつけたのが「髪結橋」。
江戸時代、髪結床が並んでいたのかな。
そんな光景を想像しながら、物語を作った。
 
昔、劇団を札幌でやっていた時代にパンフレットに「小高いところから見る風景が好きだ、その明滅する光一つ一つにドラマがあるように思えるから」と書いた覚えがある。
窓の明かりの分だけ、ドラマがある。
そんな話を作りたかった。
僕らはみんな毎日必死で、何かと戦って、何かから逃げて「ここではないどこか」を目指して生きている。
はたして、そんなところにたどり着くのか、それはわからないけど、でも時間とともに何かは変わり、何かは損なわれて、そして何かは救われていく。
そんな喜びや悲しみや願いを、歌に乗せて語れたら。
なんの変哲もない毎日が、あざやかな色を帯びて見えるかもしれない。
何でもないことが素敵に見えるかもしれない。
 
「真夏の夜の夢」のファンタジーの衣を借りて、愛すべき、たくさんの物語が語られます。
そんな物語の一つを、自分のものにしてみませんか?
お申し込みが集まってまいりました。
ご参加、もっともっとお待ちしてます!
20170424_211502
※前回公演より

|

« 「月ノツカイ」っていうのはさ・・・ | トップページ | WS2017 in 札幌 »

コメント

沖縄、奄美は梅雨入りしました。


この本を書いてから月日が流れ、増澤さんの人生経験も加わった今、この本の言葉の理解や受け止め方が当時と比べ変化していると思うので、どう演出するのか楽しみです。
.

馬喰町は問屋街で独特の雰囲気がありました。ここ数十年で閉店する商店も多く、今は居住用マンションや駐車場になって残念です。

投稿: 実家 | 2017年5月17日 (水) 11時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139607/65256549

この記事へのトラックバック一覧です: 「髪結橋」のオハナシ:

« 「月ノツカイ」っていうのはさ・・・ | トップページ | WS2017 in 札幌 »