「月ノツカイ/父と暮せば」終幕
MAM祭りの前半戦、「月ノツカイ/父と暮せば」が無事終幕致しました。
おかげさまで連日多くのお客様にお運び頂きました。
誠にありがとうございました。
「月ノツカイ」は新しくキャスティングしたメンバーが20〜21歳とかなり若手。
おかげで稽古だか部活だかわからない毎日でした。笑
みんな、よく知らない演出家にもかかわらず、信じて果敢に挑んでくれました。
本当にありがとう。
演出しながら歩き回るクセ。笑
おかげで忘れられない舞台になりました。
大好きだったラストシーン。
「現実は辛くても、演劇なら小さな奇跡を起こすことができる」そんなシーンが作りたくて書きました。
もっとも演じる方はタイミングを合わせるのに必死で、感傷に浸る暇なんかなかったと思うけど。笑
「父と暮せば」では東京組/札幌組ともに、なんと6、7回しか稽古していないでのぞんだ再演…驚愕!
にもかからず、役者陣はおそろしい完成度を見せてくれました。
きっと1年という時間の中で、役者の身体の中で何かが静かに熟成されて行くのでしょう。
前回見えなかった「感情のひだ」みたいなものや、言葉の意味がまた少しつかめてきました。
「井上ひさし」の言葉に近づきたいと毎回戦う舞台です。
「なぜ演劇をやるのか」この作品はその意味を教えてくれます。
素敵な四人の俳優陣に心から感謝。
こうして前半戦は終了。
お客様に、本当に感謝。
さて、打ち上げの翌日からは後半戦「髪結橋のロビン・グッドフェロー」の稽古です。
こちらもお忘れなく!
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