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子離れっていうのかね

昨年、札幌でも上演させて頂いた「月ノツカイ」

どうしても上演したいという団体があるので脚本提供しました。
演出はこの作品の初演時に出演した戸田悠太。
何年か前にも別な出演者でもある植田靖比呂が自分の企画で上演しました。
かつての出演者にとって「またやってみたい作品」になることは非常にありがたいことです。
 
稽古初日にご挨拶して、あとは先日一度稽古場訪問へ行ってきました。
植田の時は本番だけ観て、稽古場にも行かなかった。
行ったら言ってしまうから、という思いがありました。自分の思い入れで人の現場を荒らしたくなかったからです。彼らは彼らの作り方があるはず。
今回は少しだけ大人になったので(笑)、お稽古を見学してみました。
 
、、、、感動しました。
 
何が感動って、自分の言葉が「自分の想像をはるかに超えた語り方をされている」ことに感動したのです。
僕は書き手と同時に演者でもあるので、書く段階、まして演出する段階では、セリフに対するビジョンが明確です。
「明確」というのは逆に言うと自分のイメージで縛っていることなんだと痛感しました。
作品は僕の子供です。
いっぱい考えて、大切に生み出したものです。だから過保護になる。
人に語られる僕の言葉は生き生きして、僕のあずかり知らぬところで全く違う魅力を放っていました。
 
「書き手の楽しみ方」というのを、あらためて教わりました。
 
 一言一言を大切に語ってくれる演者のみなさん、本当にありがとう。
愛情を持って面倒をみてくれることに心から感謝いたします。
 
こういうの、子離れっているのかね。笑
 
さあ、また書かなくちゃ・・・
お時間のある方は是非。
 
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コメント

出会いから生まれた「月ノツカイ」。旗揚げ公演にふさわしい作品でした。
人は自然とも共有し受け入れ、今と向き合い自分で考えて判断する。
考えれば考えるほど難しいテーマでもありました。


ドラマティックな場面の展開、勢いのあるテンポは上演時間の長さを感じさせず、台詞は心の奥深く沈み込んでいきました。今では見られない炭鉱の情景は新鮮で、炭坑節や星のラベルのビールも懐かしいです。


自分の書いた作品が拡がることで、心身に枯れることのない栄養素をたっぷり蓄えられました。次の作品が楽しみで待ち遠しいです。

投稿: 実家 | 2018年10月25日 (木) 22時21分

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