稽古日記@だるま座
毎日MAM×だるま座、2連続公演の熱い稽古が続いております。
「父と暮せば」も「月ノツカイ」も、一枚一枚薄い紙を重ねるように、丁寧に。
僕にとっては何度も上演している慣れ親しんだ作品だからこそ、改めて0から探るように。
その薄い一枚一枚がやがて、厚みのある舞台に成長していきますように。
よく知っている言葉(台詞)が全く違う人によって語られる時に、新鮮な響きがあります。
「憑依」という言葉がありますが、まだまだ序盤の稽古の中で「ざわっ」とする瞬間がありました。
その「役」が匂い立つように突然「実在」として立ち上がって見える瞬間。
そこに「その人」がいる。そんな風に感じる瞬間…
ざわっ。
少しだけ奇跡に近づく瞬間です。
僕らはそんな瞬間を目指して日々稽古を重ねています。
今日は「父くら」明日は「月」、昼は「父くら」夜は「月」。
そんな毎日が続いています。
ん?
あれ?
…おれ、毎日稽古場にいるんじゃね?
みんな飛び飛びなんだよね。
…でもおれ、一日中稽古場にいるんじゃね?
今気がついた。
人の劇団なのに、まるであたしん家。
なんてこった、ぱんなこった。
おじさんの悲しいギャグが空ぶる夏。
さらば海。元気でねBBQ。
そんなわけで、夏を捧げた渾身の2作品。
是非とも連続でご覧いただきたい!
「父と暮せば」
https://www.quartet-online.net/ticket/chichitokuraseba2019?m=0hdjhea
「月ノツカイ」
https://www.quartet-online.net/ticket/tsukinotsukai2019?m=0hdjhea
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